ポンミのエンタメ備忘録ブログ

日々観たり読んだりした備忘録

子宮頸がん・円錐切除手術受けてきた①

本来のブログテーマとは違う内容の投稿だけど、自分が手術を受ける前に
不安で経験した方のブログや投稿を探して読んでいたので
この投稿も今後受けられる方の誰かの参考になればと思って記載しておきます。

※あくまでも私の体験であり、病院によっては処置が違うこともあるかと思うので
ご了承頂いた上でお読みください。

手術に至る前の経緯について(前編)

人間ドックの子宮頸がんで引っ掛かり、精密検査の指示を受けて近所の婦人科クリニックに
紹介状を書いて頂き、大きな病院で精密検査を受けたのが一昨年。
去年の人間ドックでまた引っ掛かり、昨年の検査で子宮頚部に中度異形成の診断が出た。
中度異形成の場合、まだ早急な手術を必要とせず、軽度異形成に戻る場合も多いし
(あくまでも私の病院での説明)
中度異形成であれば、レーザーで表面の細胞を除去する手術となる。
3か月後もう一度検査をして、その時の診断で手術するかどうか決めてもいいんじゃない?ということで
確か今年の3月ごろに再度検査をした。
結果、やはり「中度異形成」だったため、レーザー手術を希望。
レーザー手術の場合は1泊2日となるが、仕事が若干暇になるGW明けの日程を設定した。

しかし。
レーザー手術といえど手術は手術なので、病院は身内の手術説明と立ち合いを求めており
今年の5月と言えば、コロナで緊急事態宣言真っただ中。
私は1人暮らしの独身で、近くに身内はいない。
両親は関東内の実家に住んでおり、妹も地元でまだ幼子2人を抱えており、もちろん手術ということで
大変な事態ではあるものの、そんなに急いで今やらなくてもいいんじゃない?というテンションになり
5月の手術は7月に延期することにした。

しかも。
通常は静脈麻酔で全身麻酔をかけるものの、その時期病院では静脈麻酔をストップしていた。
静脈麻酔は呼吸管理が必要となり、口内に管を通すため、コロナの飛沫感染を防ぐという目的らしい。
(おそらくドラマで見るような、口に何か管を当ててスーハーしているやつのことだと思う)
じゃあ麻酔はどうするんだというと、腰椎麻酔という下半身のみの麻酔となるらしい。
腰椎麻酔になると、術後もほぼ一日下半身が動かず、さらに術中は意識がある状態と聞いて
(実際は術中眠ったような状態にしてくれた)
私は完全にビビってしまった。
でも7月になればいろいろとコロナの状況も変わっているかも知れないし、
そしたら静脈麻酔も解除されているかも知れないと、ふんわり期待していた。

しかし延期は良いものの、3月に頸部を検査してから3か月経ってしまうので
6月にもう一度今の状況を確認しようということで、再度精密検査(コルポスコピー)をすることに。。
そして7月初め、術前の身体検査(採血・採尿・心電図)と6月のコルポの検査結果を聞きに病院へ。
その時の診断で、「中度異形成」だった状態が「高度異形成」に進んでいることが判明。
従って手術もレーザー(1泊2日)→円錐切除手術(4泊5日)へ変更を余儀なくされた。


切るのかよ~・・
正直ショックだったけど、、病状が進んでしまったことについては、あまり深く考えないようにした。
他の病院ではもっと短い入院期間で処置するところもあるかも知れないけれど
私の病院では円錐切除手術の場合、4泊5日の入院期間を定めていた。
日程によっちゃ結構長く仕事を休まなくてはならない。


<麻酔の問題>
7月の手術では静脈麻酔禁止は解除され、静脈麻酔か腰椎麻酔か選べるようになっていた。
しかし静脈麻酔希望の場合、プラス1日前に病院に行き、コロナ検査を受けなくてはいけないらしい。
朝病院でコロナ検査を受け、約1時間後に結果発表。
陰性ならそのまま自宅に戻り、次の日の入院まで待機。※出社してはいけない
陽性ならそれなりの対応を。※入院?自宅療養?どちらにしろ手術はできない!
麻酔については母親に相談した結果、もし万が一コロナになっていたら手術が延期されるし
プラス1日拘束されるので、腰椎麻酔が良いんじゃないかという結論になった。(下半身動かないの怖いけど・・)


<立ち合いの問題>
母親が来てくれることになった。しかし7月と言えば東京のコロナ感染者がうなぎのぼりだった頃。
父が糖尿の持病持ちで、めちゃくちゃ自分の健康に心配性な性格であるので
一緒に住む母が東京に来ることはかなりの一大事だった。
まず入院の日(手術前日)に一緒に手術内容の説明を聞く。
そして手術当日に何かあった時のために立ち会う、というのが母の予定。
ホテルには泊まりたくない、というので私の家に泊まってもらうことに。
地元からの高速バスでターミナルに到着後、タクシーで私の家へ。
そして午後一緒に病院へ行き、母だけが私の家へ帰宅、次の日の朝に病院に来る予定になった。


いろいろお膳立てした7月の手術。
しかしここで思いもよらないことが起きた。
手術に至る前の経緯について(後編)へ続く。。